出会いの刹那、運命は定まった――。
遥かな時を越えて絆は続いていた。一万年を遡り綴る転生ファンタジー。
■序『青い河』
決して倒れることがないと言われた大国、東(トン)に生まれた僕。しかし十年前より各地で革命が起き、今まさに国は滅びようとしている。忌まわしい記憶から逃れるように旅をしていた僕たちは、大きな河に辿り着く。青いまま流れる河の傍らで、十二歳の僕が知ることになった、真実。
■第一話『ただ一つの美しい星』
遥か昔、西の果てにあった小都市。孤児としての運命を負って生まれた僕は、謎めいた老人に拾われる。「アテン。真実を照らし出す明るい光」……名前とともに授けられたのは、世界の全てを知るための学問だった。
〔解説〕
『我傍に立つ』へ続く過去生の記憶です。『我傍に立つ』と同じ経緯で書いた小説ですが、雰囲気の違う小説であるためご注意ください。
※ダークかつ古典的な雰囲気のファンタジーです。後半にはSF要素があります。
※流血・残酷描写あり。苦手な方は要注意。PG12相当。
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