会社が倒産して失業し傷心を癒すためバイク・ツアーに出かけた鈴木一郎、旅の途中の田舎街でひょんな事から尾崎リエと出会う。リエはなんと近くの飛行場の飛行クラブの操縦教官だった!リエが担当するクラブ員は街の金持ち名士で一郎は彼の訓練飛行に同乗させてもらえる事になった。訓練飛行に舞い上がったとたん、うら若き乙女のリエが鬼教官に変貌した!あまりのリエ教官の叱咤にベソをかく爺さんクラブ員、そんな爺さんの情けない姿を目の当たりにして怒り爆発の一郎!だが・・・そのあと一郎も感動する素晴らしい出来事が待っていたのだった。第2話 大戦末期、資材が枯渇し航空機製造のためのジュラルミンが不足した軍政府はついに「木製機」の製造のやむなきに至った。しかし主要航空機メーカーは木製機など作っている余裕はない、そこで白羽の矢が当たったのが大阪で起業し、すでに電気メーカーとして著名な「松下電器(現パナソニック)」だった。飛行機とはまったく無縁の電器屋さんが飛行機作りに挑戦!まさに艱難辛苦の末、ついに試作1号機が完成した。そこに至るまでは・・・浪速職人の執念と根性、そして笑いと涙の人生ドラマがあったのだった。
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