daietniseikoudekirujibunwotsukuruiyasinoruru (Japanese Edition)

　ダイエットに成功するためにとっても重要な「見方・考え方」とは何かというと、例えばコップに水が半分だけ入っている様子を見た時に「水が半分しか入っていない」と考えるか、それとも「水が半分も入っている」と考えるか。こうした違いです。
　私たちはいろいろな場面でこうした考え方を持っていて、それは人それぞれに違います。この「見方・考え方」こそがダイエットに成功する・しないを決めています。「ダイエットに成功できる考え方」を身に付ければ、無理せず自然体でダイエットを続け成功することができます。

　ダイエットに成功できる見方・考え方を身に付けるためには「癒し」がとても大切です。癒しとは「自分がゆったりリラックスした落ち着いた気持ちになること」です。本当の癒しとは、自分の見方・考え方を変えることで「自分の内面から自分を癒す」ことでもたらされるものです。

　癒された状態になるためには、時間や場所、音楽や他人が必要です。これでは「いつでも」というわけにはいきませんね。しかし自分で自分を癒せれば、いつでも癒された状態になれます。つまり常に心が落ち着いた状態になれるのです。このような状態を自ら作り出せれば、ストレスを感じたときにもすぐにそのストレスを解消することができます。だからダイエットで体重が増えたときや食べ過ぎたときでも自分で自分を癒せれば取り乱すことなく冷静に対処できるようになります。

　自分で自分を癒すことができればこんな効果があるのです。だからこれができれば今よりもストレスを溜めることなく落ち着いた気持ちで１日を楽しく過ごすことができるようになります。もちろんダイエットにも、とっても良い影響を与え、いろいろな障害にも挫折することなくじっくり落ち着いて取り組ことができるようになって、成功できるようになります。

　そこで本書では、「自分で自分を癒す」ための具体的な方法について解説いたします。

＜内容＞
■「自分を癒す」とはどういうこと？
■まずはストレスの存在に気づく
■「見えないストレス」が実は大きなストレス
■「いい人」も多くのストレスを抱えている
■まずはあなたの心の奥の「ストレス」の存在を包み込んであげる
■「ありのままのあなた」を受け入れる
■徹底的に「自分を甘やかす」
■「食べたい」と「痩せたい」を両立させる
■泥沼の中でジャンプしようとしていませんか？
■自分を受け入れるために必要な３つのポイント
■自分の中に「お母さん役」を持つ
■自分をリセットする時間を作る
■自分を一歩前進させてくれる「お父さん役」
■真の愛情は「自分で注ぐ」ことしかできない

＜著者＞
小林　一行（こばやし　いっこう）
　チーフメンタルダイエットコーチ、日本メンタルダイエット協会代表。
大学卒業後IT企業に就職するが、仕事や人間関係の悩みからうつ病を発症。そのストレスで太りはじめる。簡単な生活改善と、継続のためのメンタル改善を重視した独自のダイエット法により、ダイエットに成功。2010年、日本ダイエット健康協会認定インストラクターと、国際メンタルセラピストの資格を取得。同年よりブログ、メルマガ執筆、セミナー、ダイエットの個人コンサルティングを展開している。