「2つの封筒問題」とは、
「ここに二つの封筒がある。
どちらかの封筒にはもう一方の2倍の金額が入っている。
今 あなたは一つの封筒を手にとった。
中を確認すると1万円が入っていた。
ここで、あなたはその封筒 を、選ばなかった封筒と交換してもよいと言われる。
では、あなたは最初に選んだ封筒をそのまま貰っておく方が得か?
それとも、選ばなかった封筒に交換した方が得か?」
たったこれだけ。
問自体は子供でも理解できますし、答えが《交換しようが/しまいが、どちらが得ということはない》であることも子供でも分かります。
ところが、交換した場合の「期待値」を計算すると、《交換した方が得である》ということになり、いわゆる「封筒のパラドックス」が発生します。
そこで、このパラドックスを解消しようと、いろんな文献で「2つの封筒問題」の解説がなされているのですが、どれもこれも頓珍漢なものばかり。
なので結局、私自身で考えに考えて、ついにパラドックスを解消しました。
この本では、まずは他の文献の頓珍漢な解説の主なタイプ二つをバッサリ斬り捨て、最後に私自身のパラドックス解消法を解説します。
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