How to make full use of simple English words (Japanese Edition)

＜内容紹介＞
　学生の頃、試験前に単語集をやみくもに丸暗記したこと、ありませんか？英単語と訳語をひたすら羅列しただけの、至って無味乾燥とした単語集の丸暗記。
　確かに当座の試験では、それなりに役立ったこともあるでしょうが、それが果たして身になっているかと言われると怪しいのではないでしょうか。
　実際、英単語は意味だけ覚えても使えるようにはなりません。それに、そもそも英単語は一つの単語につき、複数の意味を持つものがほとんどです。
　又、ありふれた単語ほど「多義語」（語義の多い語）であることが多いのも、英語の特徴の一つです。例えばhaveやmakeといった平易な単語を辞書で調べると、語義が幾つも載っています。
　haveなら「持つ」、makeなら「作る」が第一義ですが、それだけを知っていても、それらを使いこなせるようにはなりません。
　しかし、多くの英語学習者にとって、辞書は知らない単語が出て来た時に、その意味を調べるために使うものであって、既に知っている平易な語彙を敢えて辞書で調べる人は少ないでしょう。
　しかし、真の英語力を身に付けるには、それが必要なのです。知っている単語、馴染みのある単語の第二、第三の語義まで抑える。英検準１級や１級に登場するような難しい単語をやみくもに暗記するよりも、よほど実践的な語彙力が身に付きます。
　本書は、その「実践的な語彙力」を引き上げるための練習本です。「平易な英単語が持つ意外な意味」にスポットを当て、それらを学び、使えるレベルに引き上げることを目的としています。

＜読者対象＞
①単語集で単語は沢山覚えたけど、思うように英語が話せない方
②単語集での語彙力アップに限界を感じ、別の方法を模索中の方
③英語の語彙力を伸ばしたいが、辞書を引くのが億劫に感じる方
④相手はそれほど難しい単語を使っていないのに聞き取れない方
⑤平易な英単語の知識を深め、使える英語表現の幅を広げたい方

＜本書特徴＞
①平易な英単語が持つ意外な意味を問う厳選問題２００問を収録
②知識定着＋実践力向上のための和文英訳２００問も併せて収録
③１問１答式で、解いた直後に解答及び簡潔な解説を確認できる
④スマホでの本書活用を想定し、１ページを読み易い分量に調節
⑤電子書籍なので、場所を問わず気軽に取り組め、持ち運びも楽

＜著者紹介＞
けんたっきぃ：http://ken.main.jp
KBF代表。著述家。1973年大阪府生まれ。ロンドン大学教育大学院（TESOL〔英語教授法修士〕）卒。英語圏在住歴7年（米4年、豪2年、英1年）。英検1級、TOEIC990点（満点）。大手英会話スクールで講師として勤務後、独立。首都圏で12年間、英会話・中国語教室や大人英語塾、少人数制ヨガスタジオを経営（2013年英国留学のため黒字廃業）。無借金経営を貫き、自己資金だけで最大5校を展開。自身の教室に加え、企業、官公庁、大学、専門学校等でも英語・英会話講師として教鞭を取り、13年間で2万時間を超える授業を担当。現在は台北と大阪を拠点に、教育、健康、ビジネス等幅広いテーマで執筆中。豪州にて競馬騎手経験有。