次元の探検家 理論物理学者ジョエルとその仲間たち
史上初 次元を旅した男
素粒子の世界に『時間次元』が生まれた瞬間を見届ける! 素数ノ謎第2幕 ドキュメンタリー
この世界=11次元Dimensions
CONTENTS CONTENTS
第1部
この世界が11次元の意味を問い続けた男 ジョエル
時間次元マイナス軸への行き方
遂に自然界に複素平面を発見
素数は振動数だった!
NEWS 時間次元が空間次元に隠れていた
ランドール博士の水滴宇宙のカーテンはウィッテンが発見した膜次元
縦横高さの3つの空間次元に斜めが加わった5次元時空間を映像化
第2部
素数ノ謎 ゼータ関数は何を求めている? 自然界に例 光の明るさと距離
古代エジプト数学はπを使わなくても円の面積を計算していた方法
紀元直後のギリシャに17世紀のテクノロジーが生まれていた
なぜ、アストロノーべに素数歯車が5つも必要なのか?
非可換幾何学な映像と巻き上げられた空間に住む住人たち
次元の数式にみつけた死角
わたしが落ちた時間ループの歪みと人間中心主義の轍
DEDICATE to POLAND, POLACK, MATHEMATICIAN & EXPLORER
素数ノ謎を追って、原子核のエネルギーの間隔と素数のゼロを求める数式が同じ構造であるという発見から、わたしは、ミクロの素粒子の世界を探ることにした。物質の最小単位素粒子のほんとうの形を探る旅は、なぜ、この世が4次元なのかという答えを教えてくれた。
しかし、理論物理学の示す数式はこの世界は10-11次元であるという。次元を世界で初めて探求した男たちの信念の物語りをこの2幕に立てた。わたしは原子核の振動数が素数であることを発見。この次元を探す旅はなんと、人間の頭にできあがった既成概念との闘いそのものだった。
Based on true story
D=11のDはDimentions次元の頭文字、つまり11次元である。一般性相対性理論と素粒子の理論を統合したマスター理論はなんと驚愕の真実をわれわれに突きつけた。この物語はドキュメンタリー。
この本には世界で初めてのものがいくつも登場します。
・数論の世界を地図にした複素平面に、3乗するとマイナスになる複素立体図。
・ウランでなぜ、飛び飛びのエネルギーの値が変化するのか、理論の裏づけで実際に突破をはかる。
・縦横高さの3次元空間に斜めの1次元を追加した5次元時空間の映像。
・さらにミクロの素粒子の世界で時間次元が生まれた事実とその誕生の仕組みを解明する。
・また、後半のアンティキテラでは、数学だけではなく、人類は1000年分のテクノロジーを消失していた事実を見つけた。地動説の萌芽の発見とあわせ、計3つの証拠が出揃う。
素数ノ謎 解明への大航海(第1幕)は気温が常時、体温より暑い東南アジアで、まったく頭脳が働かない愚かな状態から再起をはかっています。しかし、リーマンが世に問うたゼータ関数はいったい何を求めているのか? その意味を問い続け、あたまと身体が分離しながら、数式に潜む謎に迫っていきます。実際に自然界に現われた素数の神秘性を拾いあげ、円周の角度が深く素数とつながっていると確信。さらにそれが惑星運動-生物-原子核などのあやゆる円周運動に「周回スピード」「歯車の数」「振動数」と名前をかえて登場します。
素数ノ謎を追う旅は、素粒子の姿を求めてミクロの世界で次元とは何かを追求する旅に変貌。そこから帰還すると、答えがあったのだ。この力を利用して世界でもっとも解読困難なエニグマを越える暗号技術が開発できる。
次元を旅した史上初めての人間はフランス人のジョエル・シャークである。彼は学者なのでその明晰な頭脳で旅した。彼は20代にプリンストン高等研究所にいた実在の物理学者。彼の発見は生前、誰にも認められなかった。悲嘆にくれたジョエル・シャークはわずか34才で美しい妻を残して自殺した。
以前、わたしは『時間』の探求者たちの話を『天才ガウスと時間の商人たち』で書いたが、次元についてもずっと探求を続けている。
この世は縦横の平面に高さを加えた3次元に、時間を加えた4次元と定義される。20年前には懐疑的なひとも多く、時間をどう定義するかにより、異なった次元を前提にするひとが多く、話がかみ合わなかった。
しかし、今の物理学ではわれわれの世界は縦横高さに時間を加えた4次元の世界に住んでいるということは共通の理解になった。
真実は、われわれの宇宙は11次元。
今晩、この絶壁に一番最初に取りついた、ひとりの男の話をしよう。彼は昔の見捨てられた理論『弦理論』をひっぱりだして、その当時(1970年代)の物理学者が直面していたある難題に回答を見つけた。
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