本書は、英語を巡る世間一般の通説や俗説に対し、筆者が日頃から疑問に思っている点を実務家の立場から整理し、論評したものです。英文法、英語教育、翻訳・英作文の3部構成で、合計22の章から成っています。各章はほぼ独立しており、以下の目次を見て、興味のあるところから読んでいただくこともできます。
目次
英文法
・英語は語順で決まってくる
・冠詞はaかtheか
・日本語は非論理的、英語は論理的
・英語は低コンテクスト、日本語は高コンテクスト
・文法より会話が大事
・英語には訓読みと音読みの区別はない
・英語と中国語は文法が似ている
英語教育
・受験英語は役立つか
・英語教育か国語教育か
・聞き流すだけで英語が上達する
・海外生活すれば手っ取り早く自然に英語が身に付く
・中学レベルの易しい英語で十分通じる
・日本人には英語の発音は難しい
・仕事のグローバル化でビジネス英語は必須
・英語などの外来語は好ましくない
翻訳・英作文
・機械(自動)翻訳の実用化が近い
・英語が得意な人は翻訳も上手だ
・日本人には英日翻訳より日英翻訳のほうが難しい
・英語は語順通りに訳せ、同時通訳方式が有効だ
・名詞化を含む文は悪文
・英語は名詞中心、日本語は動詞中心
・英語には日本語にない無生物主語構文がある
著者紹介
タッド関(ペンネーム)。早稲田大学政治経済学部卒。同大学院経済学研究科修士課程修了、博士課程単位取得退学。フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)にてDEA取得。日系および米国系の大手証券会社において、エコノミスト、アナリストとしての調査経験(主に海外調査)のほかに、NYSEスーパーバイザリー・アナリスト、エディター、トランスレーターなど幅広い経験を有する。日本証券アナリスト協会検定会員。日本国際経済学会会員。
Este sitio es seguro
Usted está en un sitio seguro, habilitado para SSL. Todas nuestras fuentes son constantemente verificadas.