unmeinotenrin (Japanese Edition)

先代の神々が作った「祝福されし島国　ヴァローマ」は大王に反逆する国々が対立し、内乱状態だった。
引き継いで見守ってきた若き神々の中心である三貴神、陽の姉神、月の弟神、海の弟神は悩んだ末に三神の力を少しずつ合わせ、両性具有の人型の神の使者を作り出し、「統一か破壊か」をレイと名付けた使者にゆだねる。
ヴァローマへ下ったレイは、「物の怪」に苦しめられすべてに投げやりになっている大王ハルエルを助け、味方の首長達と共に反逆する「山の大国」「海の大国」の制圧を順調に進める。
しかし、宮中内部の腐敗した人心に怒った三貴神は、ヴァローマを滅ぼして海へ戻し、最初から国生みをすることを決定する。
三貴神の分身にすぎないのに、いつのまにか感情を持ち、ハルエルを愛していたレイは必死に嘆願し、陽の姉神はある条件をつけてヴァローマに猶予を与えるのだった。
最大反逆国、海の大国との決戦、そして最後にハルエルが下した決断とは？