日本近代登山の祖として燦然と輝くウォルター・ウェストンの足跡を古い絵葉書の写真でたどります。
「ここには明治から大正にかけて日本アルプスの峰々を踏破したウェストンの足跡が忠実に再現されている。麗しい日本アルプスのパノラマが眼下に広がっている。私たち読者はたちまちアームチェアー・クライマーへと変貌していく。本書を掌の上で広げ、この著者とウェストンの対話に耳を傾け、立ち会うのは、何という無上の歓びを感じさせてくれるのであろうか。そして読者はウェストンとともに、冠雪している峰を仰ぎ、雷鳥がすむ高峰に挑み、紅葉の渓谷をそぞろ歩く自分自身の姿を見出すであろう。」
(序 『甲南大学文学部教授 中島俊郎』より抜粋)
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